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近隣の注目スポット

傘寿庵は、太閤秀吉や利休ゆかりの天神ノ森にある『隠れ処』的なロケーションです。

付近には『逃げ上手の若君』で有名な「阿部野神社」があり、そこから続く「歴史の散歩道」を辿って住吉街道界隈に「天神ノ森天満宮」「天下茶屋跡」「聖天さん（正圓寺）」などの史跡が点在しています。

また傘寿庵前の相生通を登って東に足を延ばせば「阿倍王子神社」や「安倍晴明神社」にも参拝できます。お薦めは、阿部野神社西参道石段から見る夕焼けと第1.3日曜だけ開く「中今亭」の茶室です

阿部野神社

主祭神は、南朝方に付いて各地を転戦した北畠顕家と、その父の北畠親房。入ってすぐ顕家公の像があり、私は毎朝参拝をしています。最近では逃げ上手の若君でも有名となりました。宮司さんはとても素晴らしい方で色々チャレンジをされています。

旗上芸能稲荷 (阿部野神社)

大宮能売大神（天宇受売命）が祭られ、諸芸上達の神として信仰され、沢山の赤い鳥居をくぐった先に「一芸は、萬芸に通ず」と記されています。これはそこで撮った「かてーる16櫻」の写真です

中今亭（阿部野神社茶室）

第一第三日曜の10時～16時頃まで開放され庭を眺めながらの抹茶セットがお薦め。2025年正月からは木枠を改装して、冬でも屋内から庭園が楽しめます。知る人ぞ知るレアなお薦めスポットといえましょう。

阿部野神社石段からの夕焼け

夕陽スポットといえば天王寺七坂が有名ですが、阿倍野神社西参道にある階段と坂の上からみえる夕焼けもとても素敵です。私はいつも柴犬ムギ（2020年虹の橋を渡る）を膝の上にのせて魅入っていました。

天神ノ森天満宮

千利休の師、武野紹鴎(たけのじょうおう)が隠棲したところで、紹鴎森天満宮とも呼ばれます。現在の宮司は厳格な方で、境内は撮影禁止とされていますのでくれぐれもご注意ください。

天下茶屋跡

この茶屋には名水のほまれ高い泉があり、

太閤秀吉が住吉神社を参拝のおり、清泉を汲んでお伴の千利休に茶を点てさせたところです。殿下茶屋がなまって『天下茶屋』と呼ばれるようになったそうです。

天神ノ森駅（阪堺線）

ちんちん電車阪堺電気軌道の駅。地域の人の足として重宝されていましたが、昨今は本数が減って一時間に2-3本となり、今では「大阪で最も乗降客の少ない駅」ベスト10の常連になりました。しかし現代社会では『無為に待つ』時間も貴重なもの、閑静な停留所で読書などされては如何でしょうか

阪堺電車撮影スポット

(ナニワ研磨前)

天神ノ森駅と聖天坂駅の間、ナニワ研磨の前は「阪堺電車撮影スポット」として撮り鉄の方々には有名です。今船駅から直線で天神ノ森駅まで見渡せて、しかもダイナミックにカーブする車両を、軌道の中に入らずとも正面から撮影することができます。

幻の駅宮ノ下停留所ミステリー

阿部野神社西参道の入り口付近には、朽ちたホームだけの幻の駅「宮ノ下停留所」があります。もちろん電車は止まりません。とっくの昔に廃駅となっていますが、霊能力の高い人には夜な夜なここに留まる特別な電車がみえるとか、見えないとか・・・

あべのMIX UPにご注意

さてSNSにアップされる時にご注意いただきたい事は「あべのミックスアップ」です。
『阿部野神社』『阿倍王子神社』『安倍晴明神社』『阿倍野王子旧跡』スポットにより「あべ」が違いますのでご注意下さい。

特に「阿倍野区」にあるのに「阿部野神社」ですので、あべこべにせぬよう押さえておかねば、天から顕家公のツッコミが入りそうですね。

とんかつ一番天神ノ森店

昭和34年創業、大阪以外からも全国から沢山のご来店がある、屈指のとんかつ名店。秘伝デミグラソースとおろしポン酢、どちらも捨てがたいという向きには『浪花とんかつセット』がお薦め。

アトリエ「八條工房」

「大阪最後の映画看板職人」と呼ばれる

アトリエ「八條工房」の八条祥治さん。

通常は非公開ですが、関西TV『となりの人間国宝』で一緒に出演させていただいたご縁で、貴重な作品の数々をみさせていただきました。このような夢のある職業が、これからも続きますよう切に祈ります。

カフェ『一番地』

ここは別世界の喫茶店。永い時をかけて世界から収集されたカップをずらり並べて美味しい一杯の珈琲を煎れてくださる。一期一会、訪れる旅人をみんな大切なゲストとして、楽しませて励まして癒してくれる店。ママはカジュアルな言葉遣いながら、実は勉強熱心で博識。そして、気の利いた小物や、店の隅々までゆきとどいたレイアウト。ここにいて時間と空間を共有できることが本当に心地よく感じられる店。

「海外の方をもてなす秘訣はなんでしょう」と問うてみると「宮武さん、それは変に（カタコトの）外国語を喋らないことです。ずっと日本語（大阪弁）とボディランゲージで押し通してますよ。お客様も私も『楽しく幸せになること』それをいつも願っています」

カウンターだけのこぢんまりした店ながら、Google評価は限りなく5.0。おみえになる海外のお客様がみな絶賛しママと友達になって帰国する。その理由がわかりました・・・・

〒557-0042 大阪府大阪市西成区岸里東２丁目７−６一番地
06-6652-3192

〒 557-0013

大阪府大阪市西成区天神ノ森1-19-11 匠の傘専門店心斎橋みや竹 (Google Map）